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2009年10月15日 (木)

札幌・本棚下敷き:下段つぶれ倒壊か

札幌・本棚下敷き:下段つぶれ倒壊か

札幌市東区の古書店「デイリーブックス」で三つの本棚が倒れて姉妹が下敷きとなり、小5の妹(10)が意識不明となった事故で、上下に木製ボックスを重ねて作られていた本棚のうち下のボックスだけがつぶれていたことが、札幌東署への取材で分かった。
同署は、本の重量に耐えられずに下のボックスが壊れ、本棚が一気に崩れた可能性があるとみている。

同署によると、本棚は上下と横6列の12個のボックスがつなげられていた。
さらに背中合わせにも同じ数のボックスを重ね、一つの本棚は計24個のボックスで構成。
一番下のボックスは高さ1・1メートル、幅90センチあり、上の段の高さは1メートルだった。

約50平方メートルの店内にはコミック本を中心に約2万7000冊があった。
本棚一つに数千冊が陳列され、さらに本棚の上に数百冊が横積みされていた。
このため、本棚一つに数百キロの重さがかかっていたとみられる。

ボックスは上下、横ともそれぞれボルトで留められていた。
同店の服部遣二社長(39)は「陳列量は安全の範囲内で、過剰という認識はなかった」と釈明したが、陳列や内装に詳しい施工管理技士(47)によると、「簡単なボルトだけでつながれており、たくさんの本を積み上げるのに構造上向いていない」と指摘している。
ただし、本の積み方や陳列量などを規制する法律はなく、安全管理は各店舗に任されているのが現状という。

一方、同署などは14日、業務上過失傷害容疑で現場検証を始めた。
今後は本の陳列場所を示すパソコンデータを基に事故前の状態を復元し、陳列や本棚の固定方法が適切だったかどうかなどを調べる。

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